慰謝料の請求

民事に関するトラブルは、裁判所の判例が過去の良い事例として参考にされます。 これは、離婚の慰謝料請求であっても例外ではありません。 基本的に、慰謝料は離婚によって受けた精神的な苦痛を賠償するために存在するものです。 原則として、離婚をすると財産分与という形で夫婦が共に持っていた財産を分割します。 しかし、この分割によって得た財産と離婚によって請求できる慰謝料請求は性質が異なるのです。 そのため、財産分与が行われたとしても慰謝料を請求することができます。 これは、過去に最高裁判所の判例として判決が下された事実がありますのでこれが良い事例となっているのです。 慰謝料の請求ができるかどうかは、過去の事例に合わせて検討します。

今後の時代背景がどのようになっても、決して変化がないと考えられている慰謝料請求が存在します。 それは、扶養的慰謝料請求です。 元々夫婦であったものは、共働きをしていない限り片方の配偶者が家族の稼ぎを手にします。 そして、その稼ぎが家族にとっての生活の術となるのです。 しかし、離婚をするとそれまで片方の配偶者によって得られていた生活能力を失うことも考えられます。 このような場合には、離婚をすることによって生活苦に陥ってしまう者に対して金銭を支払わなくてはいけません。 このようなことを、扶養的慰謝料と言います。 この慰謝料請求は民主主義社会で生きていくうえでは欠かせないものなので、今後も変わることはありません。 離婚をするときは必ず請求できるのです。